イベントや勉強会をドタキャンするのは困るという話
去年、TwitterやFacebookでこの件を発信したら思いの他反響がありました。改めて私の考えや想いをまとめます。(支離滅裂の可能性大)
ドタキャン対策に本腰を入れたい
12月に開催した広報LT大会で、ある宣言をしました。
来年からは、ドタキャン対策に力を入れていきます
まずはどういう理由であれ、ドタキャンは本当に辞めてほしいときちんと発信することから始めようと考え、今に至っています。
経緯
その回に限ったことではないんです。
広報LT大会はこれまで12回運営してきましたが、ここ最近のドタキャンが本当に多くて困っていました。
具体的な数字を出すと、最近は前日から当日にかけて平均25人がキャンセルをしていました。
前日夜に連絡くれるのは本当に数人で、当日に10~15人くらい。キャンセル通知がくるのがそれで、残りの5~10人はキャンセルすらしない。無断欠席です。
広報LT大会だけでなく、一定数のドタキャンはTOKYO MARKETERS'TALKその他業務でやっているイベントでも共通してみられますが、広報LT大会は当日ドタキャンが他と比較しても多い気がしています。
運営フローとして、開催1週間前の時点での申込人数の6割くらいが当日来るだろうという計算で食べ物・飲み物を発注しています。
それまでは参加率がそこそこ高く、1~2万円程度の黒字だったのですが、9回目あたりからギリギリだったり、赤字だったりという状況が続いていました。
ドタキャンする理由
半数くらいの人がコメントという形で欠席する理由を教えてくれるのですが、
- 体調不良のため
- 家族の体調が悪いため
- 業務都合のため(急用のため)
という3パターンに別れます。(むしろそれしかない)
前提として、私も広報歴4年なので、広報がアンコントローラブルな職種なのは分かっていますし、気軽に参加してほしいとは思っています。
今までは「仕方ないよね」で目をつむってきました。
でも、よくよく考えたら運営側はそんな理由で開催中止にする訳にもいかないし、発表者だったら本当にやばい状況じゃない限りドタキャンしない(できない)んですよね。
実際にもLT枠で当選した方の欠席率は0%です。
過去の自分を振り返っても、ドタキャンしたことがあるのは家族が入院した時、インフルエンザにかかった時くらいです。
頭が痛くてもイベント行くし、お腹が痛くてもイベントは行く。1秒を争う業務案件でない限りはイベントに行ってから会社に戻って対応する。まじでやばい時はせめて一瞬とか、ちょっとだけ顔を出してから帰るようにしています。
結局、いろいろ理由はあっても行きたいと思えるまでのイベントじゃなかった。ただそれだけなんだと思います。
ドタキャン困ると言い続けたらドタキャンが減った
事前決済を導入しようにもバラバラの会社のメンバーが業務外でやっているイベントなのでPaypal等が導入しづらく(手数料高いし)、どうしようと思いながら2月に第12回広報LT大会を開催。
「今回もドタキャンこのくらい出るだろうからご飯の量は…」なんて運営内で準備していたら、あらびっくり。
ドタキャンが(前日夜~当日にかけてのキャンセル)たった1人だったんです。
むしろご飯ちょっと足りなかったな、と思うくらいでした。
参加人数自体もいつもより多かったので、決して「本当に来れる人じゃないと申し込まないでね」的にハードルを上げた訳でもないです。
でも少なからず私たちの想いが届いたのかな。やっぱり発信って大事ですね。
業務外のイベントだけど決算報告をする
手前味噌ですが、広報LT大会は多くの人に愛されています。自分でもびっくりするくらい、参加者の熱量が高いんです。
※その辺はここにまとまっています(ヌーラボさんのGoodProjectAwardでのピッチ)↓
www.slideshare.net 広報LT大会を始めた理由も書いてます
だから、この先は「ちゃんと」運営していきたい。
「ちゃんと」というのは
- コミュニティの質をさげない、むしろ上げる←参加者が”得”をするような、リテンションみたいなところにも力を入れたい
- 運営メンバーが損をしない(自腹を切るetc)←せめて打ち上げ費くらい全額出したい
- 体力(お金や体制)を理由に開催頻度を落とす、運営辞めるということがないようにする
ということです。
そのためにも、何にいくら必要で、どう使ってきたか、そもそも私たちが何を考えているかをもっと話す必要があると思い、一緒に運営しているコアメンバーのおそらさんと次回(4月)の広報LT大会で1年間の決算報告・活動報告をしてみようと思います。エモにはエモを。
全部さらけ出して、広報LT大会を好きだと言ってくれるみんなと一緒に次の一歩を進めていきたいです。
さいごに
これだけ勉強会やイベントが日常茶飯事になっているこのご時世。
お寿司のネタだけ食べるイベント参加者がいっとき話題になりましたが、
イベント参加のマナー、もっと問われても良いんじゃないかな。